停滞

立ち止まって振り返らないと息継ぎができない

ぼくらがブログに書く理由

※ページの最後にはみなさまお楽しみの占いのコーナーもございます※

 


ここ1ヶ月生まれたの赤ちゃんのようなストレスフリーな生活をしているせいで、「今更過去を振り返る必要はあるのか?」という思いが強くてコミティア当日からなかなかブログを書く気になれなかった。

 

このブログを読んでいる人が知りたいのはおそらく自分の大昔の話なんかではなく、
最近の動向の理由、というか発端についてだと思うが、今の自分の心境を話すに当たってどうしても過去の話を引き合いに出す必要があるのでなるべく端折りながらここに記したい。

 

 

 

「無」から振り返る

 

 

2017年年明け
彼女と別れ金銭的にも精神的にも余裕ができ、あとはどうしようもない仕事と
それに拘束されている時間の余裕のなさだけだな、という時に
@_doublebind(以下仏陀)の勧めでマジック・ザ・ギャザリングを始めた。
始めた経緯や初めて行った大会の話は12月29日のコミケで彼が出す本に寄稿しているのでそちらを参考されたい。
そんな流れでマジック経由で知り合いが増えた僕は、ある日仏陀も含め秋葉原のHUBで飲んでいた。

各々が最近あった話や昔の話をする。当然の流れだ。

多人数になるとあんまり話題を切り出す事がないのでいつもどおりふんふん聞いてゲラゲラしていた。

人の話を聞き終わった時急に、

 

 

仏陀「よほろさん言ってやれ!言ってやれ過去の話を!!」

 

 

・・・・と酔った彼が何故こんなフリをするのかというと、自分の過去に理由があった。

 

人から人の過去の面白い話を聞く度に、同じ頃の自分の過去も思い出す。
そうすると楽しかった思い出や経験は全く思い出せず、断片的に思い出せる事も時系列が全く分からないのだ。
ただし自分の中ではそれは忘れてしまっているだけなのか、思い出さないようにしているのかわからなかった。
思い出せた事も特段人に話すようなエピソードではないので、自分は本当につまらない生き方をしていたんだとずっと思っていた。

 

ということでこの時に自分が如何に時間を無駄に過ごしてきたかの話をした。

自分が大したこと無いと思う昔話でも、他人からすれば新鮮な話だということにこの時ようやく気づいた。

 

というのがまず最初のきっかけだ。

ではどんなエピソードがあったのか、2017年まで追いつけるよう順番に見ていこう・・・

 

 

中学校

自分の将来ややりたい事等何も考えず生きていた為、高校受験は
「うちはお金がなくて大学に行かせられないからすぐに働け」という高卒の両親の言いつけを守り、工業高校を受けることにした。
「もうちょっと勉強したら情報科受かるよ」という担任の言葉を無視し、勉強しなくても入れるデザイン科を受験した。
これがきっかけで絵を描くようになったので結果オーライだなと・・・思っている。

 

 

余談だが中三〜高一にかけて2ちゃんねるの「ニュース速報VIP」に入り浸りになっており、そこでスレが建っていた「蒼星石ラジオ」というネットラジオにドハマりしていた。

 

学校がある平日も毎日深夜3時までDJ不在の曲垂れ流しラジオを実況してたの本当に気が狂ってたし時間のムダだったと思う。


でもラジオがきっかけでリスナーの一部が、放送終了後もタカミンのお絵かきチャットに集まるようになり、その集まりで絵チャ→mixiTwitterとインターネットやSNSのコミュニティに触れるようになる。
ちなみにこのネットラジオでミラーサーバーをやっていた為、当時のハンドルネームが「mirror」だったため「かがみ」と呼ばれるようになり
その呼び方が当時は流行っていたらき☆すた含めあらゆる人のハンドルネームと被っているのが気に入らなくなり、「よほろ」という名前に変わった。

 

 あとはこの時にラジオで何も知らずに聴いていた音ゲー曲に数年後ゲーセンで再開したのは感慨深い。

 


【長くなるので高校生以降の話は次回】

 

 

 

★今日の占い★

 

牡羊座 寒い日が続くでしょう ラッキーアイテム:蓋

牡牛座 紙の縁で手を切らないよう注意 ラッキーパーソン:バツイチ

双子座 虫がよく捕れる ラッキードリンク:甘酒

スカラ座 ジャスティス・リーグが上映する ラッキー映画:ゲット・アウト

名画座 オリエント急行殺人事件が上映する ラッキーフード:カップラーメン

オリオン座 密偵が上映する サービスデー:毎週水曜日

 

 

今日も一日がんばってください!行ってらっしゃい!

 

ワクワク高円寺ラジオ

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ハロー!よい子のみんな!元気してるかな?

最近ブログを書いていなかったから書くことが溜まっちゃってね!

今日も張り切って放送していきたいとお も い まっす

 

ま〜ず〜はリクエストの紹介からだ!

東京都にお住いのヨホロさんから

 

「いつも楽しくラジオを聴いています」

 

ありがとう!

 

「前回の放送でコミティアについて触れていましたがその後の進捗はどうですか?」

 

ン〜〜〜〜ヨホロさんは良い質問をしてくるね!

 

じゃあリクエストしてくれた曲を聴きながら近況報告をダイジェストで紹介しよう!「Fantastic Plastic Machine」で『Bachelor Pad (F.P.M. Edit)』!

youtu.be

 

 

転職した

前回も触れたけど一番大きなトピックしてはやっぱりこれだね〜!

入社した会社から別会社に出向する形態なんだけど20日から出向先で働く事になりました!

ゲーム制作の下請けだったりオタク寄りのコンテンツとか色々作ってるとこです(ざっくり)

ちなみに入った会社がドベンチャーなので20日が入社日になるということで、

11月1日〜11月19日までの分の給料はありません!Foo~~~~!

マジでキツい

 

でも仕事に対しての楽しみがスゴイのでなんとか乗り越えられそう!

 

 

感動の再開

最近自分と向き合っているうちに「今まで全然友達いなかったな・・・?」ということに気が付き、小中学校共に唯一友達と呼べる親友に久しぶりに連絡を取ってみようと思っていたのですが連絡先がわからず、

人づてに見つかると思ってダメ元でFacebookに行方を探している旨を書いて約1ヶ月。

唐突にSMSで本人から連絡が来た!

元気でやってました。地元で就職したみたいです。

久しぶりに会いた〜〜〜〜〜いので正月にでも誘ってみようかと思います

 

マジック・ザ・ギャザリング

マジック・ザ・ギャザリングがやりたい。

 

 

絵を描きます

これからの職場で意欲さえあれば絵に関わる仕事が貰えると面談で言われたので

積極的に描いていこうと思います

設定画とかそういうなんかあれをあれするかもしれないので

頭身高い絵だったり萌え絵を研究して描けるようになる必要がある!

 

アニメを見ます

知見を広げる為にちゃんとアニメを見て流行りについていく

もうタイトル知ってるだけのぬるっぬるのオタクは卒業だ!

Yahoo!番組表を見るところからはじまります

 

お金を貯めます

お金より楽しい仕事を選んだので転職して給料は下がったわけですが、来年引っ越しを目標にお金を貯めます!

なるべく家でご飯を食べるし飲みにも行かないようにします。

 

 

 

 

おっと、寂しいけどもう放送終了が近づいているみたいだね!

みんな素敵な週末を過ごしてくれ!え?まだ金曜日が残っている?

HAHAHA!すまない!わたしは20日から出勤だから明日は休みなんだ!

 

 

じゃあ最後に、今日100円ショップで買ったカッコイイ蛍光ペンの写真を見ながらお別れだ!

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See you again!! 

 

 

 

 

 

 

 

お わ り

就活[クリアリザルト]

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どうもよほろです(有名ブロガー風)

 

先日からお伝えしている就活の模様ですが、一段落したので報告をしようと思います。

 

10月某日

1社の内定を面接の場で貰った僕だったが、自分の考えている道筋と逸れている、

また友達の話を聞いているうちにここではない、もっと慎重に探すべきだと考える。

 

自分の、あるいは人間の悪い癖なのですが状況が泥沼だと無意識に妥協を選んでしまうところがあるんですよね。

多分上記の件も心の中で、もうこれで終わりにしたら楽になるかなと思っていたんだと思います。

 

どちらにしろ一社内定が貰えた事実は変わらないので会社側には10月いっぱいで辞める旨を伝える。

 

今まで求人に応募する事自体が苦痛だったんですが内定を貰って自信がついたのか

また一気に何社も応募しました。

 

面接の日程調整の連絡が3社から来たけど、休みが無さすぎて面接が下旬になりそうだったので休めそうな日程を見極めてギリギリ休みを取って1日に3社まとめて面接を受けることになった。

 

1社目

自社でデザインからコーディングからSEOから全部請け負ってるweb屋さん

仕事は取りに行く感じではなく人づてや得意先から来るので営業に当たる人はいないそう。

港区某所でマンションの一室をオフィスとしているので事務所内はこじんまりとしていた。

「質問ありますか?」と聞かれたけど特に思いつかなかったから「未経験者歓迎で応募をかけた時もやっぱり経験者の応募は多いんですか?」と聞いたら、

「応募もあるにはあるけどうちは逆に未経験を取りたい。理由は経験者は別の会社で頼まれたことだけやるやり方が染み付いてしまっているから。お客さんに提案できる人になって欲しいから一から育てたい。」と返ってきた。

 

そんな期待させるようなこと言っていいんですか〜?

とりあえず将来の事を考えると多分今までで一番マトモだし、周りから見てもここにシとけ!っていう安定感のある会社だと思った。

実際入りたい。

 

 

2社目

渋谷某所にある他社に出向する方法をメインにしているWeb屋さん

まだ設立してから3年しか経っていないベンチャーだけど正社員は120人はくらいいる。

他社で出向した上で学んだ知識を自社での開発や運営に活かす為にこの方法を取っているらしい。

前に受けた同じようなやり方のところは特にそういう理由付けの説明を受けなかったからなるほどな〜と思った。

意欲のある人は出先から自社に戻って他の社員と話したり新しいことを始めたり勉強したりいろいろあるらしい。

オフィスがやたらときれいでおしゃれなので来たくなる感じなのかな〜と客観的に見て思った。

 

男女1名ずつの担当の方が面接されたんだけど

ポートフォリオを渡した時二人とも興味津津で食いつきがすごくて、

MUSECAに採用された絵にも興味を持ってくれた。

(今回の一連の就活の中で初めてこの絵について触れられた)

「自分の好きな事、やりたい事が人に評価されるのはいいですよね、そういうのをちゃんと持ち続けて仕事が出来るようにサポートします。状況や環境のせいでやりたい事と違う仕事をすることもあると思いますが僕達が道を誤らないよう軌道修正するので」

と言われて、放ったらかしの放任主義ではないのかな?と思った。

 

ここまで聞いて「そんなのみんな口がうまいだけで実際は・・・」と思う人もいるかもしれないがこういうのって言わないで黙ってるのと嘘でも言うのじゃ後者が大分マシだと思う。根拠はない。

 

「弊社以外に何社か受けられているんですか?」と聞かれたので前に1社、これからもう1社受けます。これから受けるところは高田馬場にある某有名カードゲームの店で・・・・と言うと男性の社員の方が

「中学生の頃やってましたよ!テンペストとかストロングホールドの頃かな?友達の女王スリヴァーが強くて勝てないんですよ〜〜」と話始めて急に盛り上がった。

女性の社員の方はよくわからない感じで愛想笑いしてた。

 

働いている人や社内の雰囲気で見るとかなり自分好みだと思った。

 

 

3社目

もう上の時点でバレバレですがバレていい訳ではないので最後まで名前は伏せます。

某カードショップのデザイン担当の求人。(ただし扱いはバイト)

これに限っては転職サイトではなくてホームページから応募した。

給与面と雇用形態の面で明らかに他と見劣りするけれど楽しい物方向で可能性の一つとして。

 

デザイン担当の代表(見た目同い年くらい)と人事担当のおじさんと面接。

ここもポートフォリオに結構食いついてくれて「これは何時間くらいで描けました?これは?こっちは?」と作品にかかる作業時間をやたら確認された。多分発注したものをすぐ作るっていうのが一番求められていたんだと思う。

 

デザイン担当の方がポートフォリオを5往復くらい見てくれて、

その時に趣味の音楽について「どんなの聴くんですか?」と言われたので

「いっちばん好きなのは『Flipper's Guitar』っていうバンドなんですけど・・・・」

と言うと

 

 

「知ってますよ〜〜この絵とか

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色使いとか雰囲気がそれっぽいですよね〜〜」

 

と急に絵を指さされて「あ、ありがとうございます。」と言いながら内心(アアアア〜〜〜〜〜〜殺してくれ〜〜〜〜〜〜〜)と顔を覆っていた。

 

 

「他は?」と聞かれたので

「・・・・・あとは最近のだとフジファブリックはかなり聴きますね」って言ったら

 

 

「だろうと思った!この絵とか

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まんま銀河ですもんね!」って言われて

 

(アアアアア〜〜〜〜〜〜殺して〜〜〜〜〜〜〜)

 

 

その後デッキの話とかした。

 

 

 

その後1社目からはお祈りメール、2社目からは「是非一緒に仕事がしたい」と直接電話が来て、3社目からはお祈りメールが来た。

2社目から電話が来たその日に元々内定を貰っていた1社に転職サイト経由でお断りメールを送ったけど一週間経った今でもなんの連絡も来てない。

 

というわけで、2社目のところに決めました。

 

総合リザルト

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こんな感じでした。

応募数にムラがあるのに特に理由はなくて、思いついた時に思いついたところで応募しただけです。

正直どの転職サイトが良かったとかなくて、どこもUIが見づらい(企業とやり取りするためのメッセージ管理の画面がわかりづらい)、余計な求人がたくさん届く、一定数返信すら返さない企業がある、で大して変わらなかったので検索結果が増えるくらいの錦でいたほうがいいと思った。

 

 

今回の転職をMtGのカードで喩えると・・・

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野生の勘

「覚悟なくば栄光なし。」

 

男には人生の道を決める上で覚悟が必ず必要になる。

今までの自分は覚悟が足りなかった。

あったとしても心の余裕のなさから誤った覚悟をたくさんしてきたかもしれない。

と、言うことを実感した。

 

 

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意思の力

「私の運命は私が決める。」

 

どれだけ辛い選択でも、困難が訪れるのがわかっていても、

それが自分の意思で選んだ道なら絶対に後悔はしない。

僕の人生は僕が決める。

 

 

おわりに

一段落はしたけど、スタートダッシュが人より遅れている事は重々承知しているので

これからまだまだ大変な人生になるのは目に見えている。

ただし昔の駄目だった自分から明確に成長はしているし、応援してくれる人もたくさんできたのでなんとかなりそうな気がする。

 

 

 

 

 

 

 

レイモンド「あれ、ちょっと待って!もしかしてもう1つ忘れてない?」

 

 

 

 

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11/23 COMITIA122

サークルスペース:け06b

 

 

原稿:未完成

 

 

 

 

 

おわり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おにぎり

ツイッターにも書いた通り内定を頂いた訳ですが、人と話しているうちになにも考えずに今決めてしまうのは軽率ではないかと思い、もうちょっと考えてみようという気持ちになりました。

 

とりあえず11月6日入社の予定だけどそれまでの間に別のとこでなにかあれば探してみようと思います。

 

そのまま内定先に行くのか、はたまた別のところでいいところがあるかはまだ分からないけど、とりあえず今の会社は10月いっぱいで辞める事にしました。

上司と話すのめんどくさいな。

 

とりあえず内定がもらえた事に対する自信と、今の仕事(業種)から離れられる安心感があって少しでも光は見えてきたのかなという感じです。

 

ツイッターでおめでとうリプライ送ってくれたみなさん、ありがとうございます。

あれでどれだけ自分に自信が持てたか・・・

 

がんばりやす

 

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江戸川乱歩を読め!『湖畔亭事件』

突然ですが江戸川乱歩のおすすめ作品を定期的に紹介したいと思います。

 

1回目なのでまず乱歩がどういう人なのかをざっくりと紹介

 

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おじいちゃん

 

おなまえ(本名)

平井太郎

 

なまえのゆらい

作家、エドガー・アラン・ポーからもじる

 

すんでたところ

三重県

 

じだい

大正〜昭和

 

どうでもいいけどエドガー・アラン・ポーをもじった江戸川乱歩をもじった江戸川コナン君、さすがにキメラネームすぎるよね

 

 

 

 

今回紹介する作品はこちら〜

 

 

湖畔亭事件

1926年1月〜5月『サンデー毎日』に連載

 

江戸川乱歩要素その1

主人公の性癖

江戸川乱歩といえば取り立て目立った特徴や生い立ちのない主人公が人には言えない趣味や性癖を持っている作品が数多くあります。

この作品も例外ではなく、主人公の「私」はレンズや幻灯機の魅力に取り憑かれ、潜望鏡のような仕組みで盗み見をする覗き眼鏡を作ります。

神経を衰弱してしまい療養の為に訪れた湖畔亭という旅館で、件の覗き眼鏡をこっそりと設置し自室から浴室の脱衣所を盗み見していた時です。

偶然にも脱衣所で行われている殺人事件を覗き見してしまう「私」。

急いで現場へ向かうも脱衣所には犯人どころか当の死体まで消え失せている。

犯行時間も犯人の特徴も分かっているのに自分の特殊性癖がバレてしまうのが恐ろしくて誰にも打ち解けられない為、1人でこの事件の犯人を捜そうとします。

 

江戸川乱歩要素その2

相棒

幾人にさりげなく事情聴取をするも誰も犯行に気付いたものはいなく、「あれは夢だったのか・・・?」とよく分からなくなってきた「私」は同じ湖畔亭に宿泊していて何度か面識があった「河野」という青年に事件の子細を打ち明けます。

もちろん覗き眼鏡の話は内緒で。

 

江戸川乱歩の作品は主人公が好青年か、好青年の相棒ポジションが出てくる事が多いです。

どうやら乱歩が自身の顔にコンプレックスがあるらしく、その反動でやたらと好青年を出したがるようです。

 

頭のキレる河野の協力で何人かの容疑者が浮上して、ついに犯人と確証できる者が1人に絞られるのですが、事件は突然あっけない形で幕を閉じます。

 

江戸川乱歩要素その3

体験談として綴られる物語

 「読者諸君は」という書き出しから始まるこの作品は「私」が自分の体験を小説に書き下ろしたという体裁で書かれています。

主人公の体験談として物語が進んでいく構成は江戸川乱歩の小説に頻繁します。

心理描写や状況説明は全て主人公視点です。 それを利用した叙述トリックもあったりなかったり・・・他の作品の事かな?どうかな?

エピローグに当たる帰りの電車のシーンで河野の口から、あっけなく終わったと思われたこの事件にまつわる衝撃の真相が打ち明けられます・・・・

 

 

 

 

 

読みたくなった人へ

 

実は江戸川乱歩の作品の半分くらいは青空文庫で無料で読めます。

作家別作品リスト:江戸川 乱歩

 

本当は文庫版を買って収録されている別の作品も合わせて読んでもらいたいんですが

いろんな出版社から何種類も出ててよく分からんと思うので青空文庫がおすすめです。

 

 

 

 

 書いてる最中に何度も自分の中のオタクが感情を抑え切れず飛び出しそうになった。

 

 

 

 

 

おわり

 

 

 

面接2

9月某日

 

今年2度目の面接に行きました。
場所は銀座、業務内容は伏せます。

朝9時からの面接に間に合うよう、いつもどおり仕事に行く時間に家を出る。

 

現地に到着してノックをすると、出てきた若い女性の社員の方に応接室に案内された。
その後来たのは男性1人と女性2人。
男性は主任、おそらく人事関係を取り仕切っている人だ。
女性2人のうち1人はおそらく入社後にその人の下で働くであろう人、もう1人の若い人は一緒に働くであろう人。

 

以下があちらからの質問とこちらの回答

 

Q.設計図、製図を見て拒否反応があったりしますか?
A.新卒で入った会社で設計の仕事をしていたのと、今の仕事でも部屋の図面を見るので大丈夫です。

 

Q.使えるのはIllustratorだけですか?
A.Photoshopも使えます。CADも最後に使ったのはかなり前ですが問題ないと思います。

 

Q.建築関係が絡んでいる業務なので所謂縦社会で理不尽な怒られ方や、下請けの責任を
負うこともありますが大丈夫ですか?
A.今の仕事がまさにそんな感じなので大丈夫です。

 

Q.オフィスではなく1日外に出て現地で仕事することも出て来ると思いますが大丈夫ですか?
A.今の仕事は10時間座りっぱなしなのでむしろ良いです。

 

CAD、Illustratorが使える事や現職で主に電話対応をしていることを話した時はかなり好感触でした。

10時間座りっぱなしでなので〜の話をした時
「えっ、定時20時って・・・でも朝から・・ですよね・・?」
「朝9時からですね」
「シフト制ではなく・・・?」
「ではないです。電話に出る人が他にいますがその人だけだと詳しい内容が案内できないこともあるので」
「ほ、ほぉお・・・」
「なので一日中座りっぱなしよりかは外出られるくらいのほうが丁度いいですね。」

 

労働時間に完全にドン引き

 

その後せっかくなので持ってきたポートフォリオを見てもらって、終了。

帰りの電車の中で内心「行けるんじゃないか??」と思い上がっていました。
しかし今までも愛知で就活していた時に何度も面接で期待させるような言葉をかけられた上で
落とされていたので、後で余計辛くなるだけだから期待するのは辞めよう、と考えを訂正しました。

 

そして結果通知。

 

「●● 様

株式会社●● 採用担当の●●でございます。
先日は弊社面接にお越しくださいまして、  
誠にありがとうございました。

弊社にて、慎重に検討いたしましたが、
今回はご希望に沿えない結果となりました事をご連絡いたします。

誠に残念ではございますが、何卒ご了承くださいますよう
お願い申し上げます。

面接にお越しいただきましたことに
改めてお礼を申し上げるとともに
●●様の今後の益々のご活躍をお祈り申し上げます。 」


「なるほどね」「やっぱりね」と期待なんかしていなかったかのように心のなかで
自分に言い聞かせていたけどやっぱり堪える。

前回の「ニートから未経験でやってる人もいますよ」と言っていた会社もだけれど
「なんで落ちたの?」という気持ちが強い。

自分より技術や人間性が上の奴が採用されたのか?
面接中の自分に何か駄目な部分を見出したのか?
そもそも他を採用したから落とされたのか、他にあてはないけれど求めるレベルに至らなかったからなのか?

正直納得いかないのでマイナビ転職のメッセージフォームに来たお祈りメールに対して、
採用に至らなかった理由を訪ねてみた。

1時間ほど経ったが返信は返ってこない。返ってきても採用されるわけでもないし、
単純に納得できない自分がいて、それでも今までと同じ事を繰り返すのが嫌になったから
自分を肯定する為に送りました。


今こんなに苦しんでいるのは過去の自分のせいだってわかってるけどさー
じゃあどうしたらいいのか教えてくれよ御社!

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追記

 

届いた。

 

「株式会社●● 採用担当の ●●でございます。
ご質問いただきました件につきましてお答えします。

今回の募集にあたり、未経験・スキルの有無、は問わない姿勢でした。
●●様の人柄等を拝察し弊社で仕事をして頂きたい気持ちはありましたが、
他の応募者の条件と総合的に判断し、今回の連絡となりました。
細かい点の判断理由の開示はご容赦ください。

多数の企業の中から弊社に応募いただきましたことに感謝するとともに、
●●様の今後のご健勝とより一層のご健勝とより一層のご活躍をお祈り申し上げます。」


だそうです。
経験者か、仏のような人格の人がいたんですかね。

 

 

 例年よりも早く秋の訪れを感じる9月。
夜の九時を過ぎた頃、いつものように青梅街道沿いを歩いていた。休日の夜は地下鉄駅前の往来も少なく、すれ違う人達は皆これから家に帰るであろう人ばかりだ。
 休日を満喫した人々を尻目に仕事で疲れた身体を重い足で運んでいる私は、ふらふらと自宅とは真逆の脇道へと吸い込まれていった。
500m程歩くと黄色くぼんやりと光る看板が見える。私の馴染みの喫茶店だ。
誘蛾灯に誘われる虫のように私は看板のある方向へ歩みを進め古ぼけた扉を押した。
 ジョン・コルトレーンの曲が流れる店内は夜の割にはやけに賑やかで、席も二つほどしか空いていなかった。
顔見知りの店員に目配せをし、あたかもお手洗いを借りてから席に着くつもりだと言わんばかりになんの違和感もなく店の奥へと進んで行く。
入り口から真っ直ぐ進むと店の突き当りの奥まったスペースの左側にお手洗いの看板をぶら下げた扉があるが、私はその扉の真向かいにある何も書かれていない扉を開けた。
もちろん私は喫茶店の店員ではないし、ここが事務所の入り口というわけでもない。
 ひんやりと湿った空気は少しかび臭い。三畳程の部屋の中にはこじんまりとした薬品棚と小さな脇机がある。
私は棚から透明な液体の入った小瓶を取り出して、それをズボンのポケットへすっぽりとしまい店の方へ戻った。
店の客は私を気にも留めず、各々話に花を咲かせたり本と睨めっこをしている。
レジに1万円札を2枚置いて私は店を後にした。

 駅から逆方向へ15分ほど歩いた先にある銭湯へ入った私は三十三番の靴箱に靴を入れ、木札で出来た鍵を取り出す。
ぴったり準備した460円を番頭に渡し、タオルを受け取った私は男湯の暖簾を潜った。
脱衣所はがらんとしていたがガラス戸の向こうは白い湯気の中をたくさんの肌色がひしめき合っている。

 服を脱ぎ、手にはタオルと先程の小瓶を隠し持ってガラス戸を開けた。
空いている洗い場を探すように辺りを見渡しながらごく自然に湯船まで近づいていった私は湯加減を確かめるような動作で湯に片手を入れ、手のひらに隠し持っていた小瓶の中身を流し入れた。
不自然にならないよう入り口脇のシャワーで身体を濡らし、脱衣所のトイレに一度入ってから銭湯を後にした。この後の湯船の惨劇といったら想像に難くない。
悲鳴と共に全裸で暴れる大人達と、朱色に染まった湯、悪臭漂う銭湯の中はさながら「空いてるお皿お下げしてもよろしいでしょうか?」唐突に声がした。

 

「は、はひ。」
思わず気の抜けた声で返事をした僕の事など気にもとめず空いたパスタの皿を片付けていく店員。
気恥ずかしさをごまかすように冷えたコーヒーの残りを飲み干して煙草に火を付けた。
疲れてまたうとうとしていたみたいだ。
夢の内容はよく覚えていないけれど、なんだか支離滅裂な妄想だった気がする。

 

帰りに銭湯にでも行って身体を休めよう。