停滞

立ち止まって振り返らないと息継ぎができない

インターネットミームに毒されたままバーフバリを観るな

『バーフバリ 王の凱旋』を観てきました。

 

前作を超えるとんでもないボリュームと演出で2時間強もあるのに終始展開に目が離せない映画でした。

 

ただ残念だったのが、5つくらい隣の席に座っていた社会人と思しきカップルが終始クスクス笑ったり小声で話していた事。

 

勝手な想像ですがもしかしたらこの2人は最近Twitterで沢山回ってきているバーフバリのネタや見所を見て、トンデモ展開を楽しむ映画だと思って観に来ていないか?と思いました。

どちらにせよ空気を読まずに笑ったり話したりする行為自体良いものではないのですが気になってしょうがなかったです。

 

というわけで自分の中で反芻する意味も含めて、バーフバリの見所を綴っていきたいと思います。

これを読んだ人が純粋に映画としてバーフバリを楽しんでくれたらいいな。

 

アツい主人公

この映画の見所はタイトルにもなっている主人公のバーフバリの魅力、ここですよね。

前作も今作も過去と現在に渡って父と子2代のバーフバリが登場するのですがどちらもとんでもない強さとカリスマ性を持っていて、誰も貶める事をしない優しさ。

後は愛に向かって一直線なところ。

民衆がバーフバリの名前を呼び続けるのも頷ける。

 

初めから強い奴だけではない

前作を見ていると、どうもインド映画は我も戦闘力も強いやつばっかりなのか?

と思いがちだけど今作で登場したクマラというキャラクターがとてもいいキャラで。

登場した辺りは穏やかでコメディ調の流れが多く、彼はヘタレキャラとして扱われているのですが、物語が進むにつれて自国の民が敵に襲われそうになった時にバーフバリに励まされた言葉を思い出して短刀1本で果敢に戦います。

個人的に物語の中で弱かったキャラが弱さを克服して戦う展開が本当に好きで・・・・

クマラ絡みのエピソードは全部泣きそうでした。

 

インド映画というくくりで良いのか?

バーフバリという映画を観て思ったのが、映画としてのジャンルについて。

王の凱旋を観てこれは「大河」とか「戦記物」という扱いになるんじゃないかな?と思いました。

ただ自分がそういった類の作品を全く観たことがなく、理由としては人が多すぎてわけがわからなかったり、戦争一本ににしても役割がキャラクター毎に別れていてどう展開しているのかが分かりづらい。

それに対してバーフバリは大胆なBGMや止め絵でキャラの心境がわかりやすかったり、基本的にバーフバリが全てなんとかしてくれるので戦いの状況がわかりやすい。

あとは個人的にグロいのが結構苦手で、映画とかで腕とか首が切断されて飛ぶ系はキツいんですがバーフバリは結構その点控えめで、キツかったのは事前情報で観た指と腕か切られるシーンだけでした。

 

他の戦記物とかもちょっと観てみようかなーと思った。

 

でも過剰演出は笑えない?

角に火を付けた牛に仁王立ちするシーン、白鳥型の船が空を飛ぶシーン、色々過剰演出はありましたがああいうのはインド映画の中では歌舞伎的な扱いで定番の見せ場として作られているのかな?と思いました。

王妃が終盤で生首持ってるシーンも明らかにシヴァ神だしインド映画は神々しさを分かりやすく表現するもんなのかも・・・違ってたら教えて。

バーフバリの人柄や強さを考えると過剰な位が良いなと思いました。

 

あとインド映画特有の歌い出すやつ、あれで笑う人を観ると毎回思うんだけどアラジンとか美女と野獣だって急に歌い出すやろ!!!

歌で感情表現するのはええことやろ!あとインド映画大体歌うまい

ボクは仮面ライダー響鬼の1話のミュージカルシーンでも笑わなかったからな!

 

 

と、そんな感じで一言でまとめると”アツい”映画でした。

映画としての面白さを探していると、トンデモ展開や演出も馬鹿にできないなと思いました。

強さやかっこよさが分かりやすくて多分男子は誰が観てもハマると思う。

女子もバーフバリに惚れる!

 

 

おわり

 

 

 

 

追記

王の凱旋がU-NEXTとかで配信してるっぽいけど断然映画館で観たほうがおもしろいよ!